~会社売却編⑧~
こんにちは!りおです。
前回に引き続き、突然会社が売却された話をしていきたいと思います。
僕はたくさんの情報に振り回されている自分に気づき、自分の人生について改めて考え直すことにしました。同じような境遇にあっている方の参考になればと思います。
結論:僕はお金に縛られない「普通」の人生を歩みたい
これから紹介する考え方に沿っていくと、上記の結論にたどり着きました。
それでは順番に説明していきますね!
自分が好きなことについて考えてみた
自分が好きなことって何だろう
仕事の為だけに生きたいとは全く思っていない僕は、人生の中心に置くべき「自分の好きなこと」について考えてみました。
- 運動すること
- 友達と遊ぶこと
- 本を読むこと
- 人の相談に乗ること
- 新しいことに挑戦すること
- 頑張ったと実感すること
ここであれっ?と思いました。
これらのことをするのに、
「毎日夜10時まで働いて」
「たくさんの給料をもらって」
「大企業のサラリーマンであり続ける」
必要性などどこにも無かったのです。
好きなことをするのにたくさんのお金は必要なかった
- 年収1000万円欲しい!
- 大企業に就職する!
- 大きな家が欲しい!
- かっこいい車が欲しい!
- モテたい!
どれもが一度は憧れたり、周りで実際に目標にして頑張っている人がいるのではないでしょうか。僕は特に工業大学出身で、男だらけの学生生活だったのでこういう価値観に溢れていました。
でも、僕自身はそれが幸せとは思っていなかったのです。
僕はいつの間にか、「周りの理想像」を「自分の理想像」と勘違いし、それが当たり前だと思って頑張っていたんです。
僕にとっての幸せなこと、それは「ストレス発散の為の運動」と、「友人との有意義な時間」、「新たな知識の習得と実践」、「それを行うことによる達成感」、「それを困っている人に伝えること」だったんです。
それなのに、僕は自分の幸せを犠牲にして夜遅くまで働き続け、貯金額だけ少しずつ増やすだけの悲しい人生を送ってしまっていたのです。
そして会社売却という事件に対して、パニックを起こしてしまっていたのです。
今の自分の気持ちに向き合ってみた
僕はハードエンジニアから逃げたかった
ここまで気づいたとき、一番気づきたくないことに気づいてしまいました。
僕はハードエンジニアという職から逃げ出したかったんです。
僕の大学の専攻は電気だったのですが、大学の研究は今とは全く別のことをやっていました。むしろ今の仕事は「苦手分野」でそれを避けるために必死で研究室選びをしたくらいです。
じゃあなんで今の仕事に就いたのかっていうと「大企業」だったから、それだけなんです。
当然、即戦力にはなりません。役に立たな過ぎて、できなさ過ぎて、本当に2年目までは何回も辞めようかと思いました。
5年目の今も、わからないことばかりで時々怖くなります。
レビューの度に、先輩たちから基本的なことを指摘されてしまわないかと緊張します。
後輩に何か質問されると、わからない分野だと答えられないので悔しい気持ちでいっぱいになります。
勉強しなおせばいいと頭では理解していても、「忙しい」を理由にして自分からしようとしていなかったのです。
めんどくさいと思って何も知ろうとしなかった
これだけ今の仕事が嫌で、コンプレックスを抱いているのに何故転職をせず、しがみつこうとしているのか。
それは「漠然とした不安」があるからでした。
- 税金のことがわからないから、今無職になったらどうなるかわからない。
- 転職の仕方がわからないから今よりもっと環境が悪い会社に入ったらと思うと怖い。
- 社外から見た自分の価値がわからないから年収が下がるのか、上がるのかわからない。
わからないなら調べて考えればいいだけなのに、めんどくさいと思って僕は考えようとしませんでした。
考えなかったから自分のことがわからず、社会の仕組みが分かっていないから会社にどんな理不尽なことをされてもしがみつくしかなかったんです。
逆に考えると、自分のことを理解し、社会の仕組み理解できていれば会社にしがみつく必要なんて全くないんです。むしろ有効利用出来るはずです。
僕のこれからの人生をどうしていくか
本業を主軸に、色んなことに挑戦していく
別の記事で詳細は話しますが、僕は新会社への移行に同意し、新しい環境で働き続けています。
それは会社へしがみつこうと思ったからではなく、そちらの方がいろんな面で僕にメリットが大きかったからです。
そして裏ではこっそり転職や副業の準備を始めています。(笑)
色々迷いましたが、大会社からベンチャー企業に就職活動することなく移れたと思えば、貴重な経験をしているなと考えるようになりました。
いざとなれば、真っ先に転職してやる!そういう風に思うと自然と無茶ぶりも苦ではなくなり、これは履歴書に書いてアピールできるぞ!と思えるようになりました。
苦痛だった仕事が一部だけ自分が好きなことである「新しいことに挑戦すること」と重なるようになったんです。
これからは仕事を効率的にするにはどうすればいいかを学び、プライベートの時間を捻出して、プライベートでも新しいことにどんどん挑戦していきたいと考えています。
僕にとっての「普通」の定義と「お金に縛られないこと」の意味
僕にとっての「普通」。それは毎日健康で穏やかであることです。
健康とは、体も心も健全であることです。だから僕はこれから体と心に関して学び、実践していく必要があるなと考えています。
そして僕の人生には「お金に縛られないこと」が必須だと感じています。
お金第一主義ではありませんが、お金無しではこの世界生きていけません。
それなのに僕を含めてたくさんの人がその貴重なお金を無駄に消費し、結局お金に縛られた人生を送っています。
自分の喜びを人生の中心に持って行く方法は「好きなことを仕事にすること」「お金に縛られないこと」の大きく2つです。
とはいえ、好きなことを仕事にするのはハードルが高いので、僕はまずお金に縛られないことを目標にすることにしました。だから「資産運用」について学び始めました。
まとめ:自分の人生は自分で決める。大切なことは自分にしかわからない!
同じように考えていっても、同じ結論にはならないと思います。
大事なことは自分の人生は自分で決めるようすることです。
有名人やYoutuberが人生観に関して常に発信していますが、あくまで参考にする程度にして下さい。貴方の大切なことは貴方にしかわからないんです。
これをしないと、常に周りのせいに、環境のせいに、社会のせいに、国のせいにしてしまいます。
僕も何かのせいにしてしまっていた時期がありました。物凄く辛く、悲しい時期だったと思います。
悩んでぐるぐるしてしまっている貴方、この記事を読んだらPCをとじ、紙に自分の大切なことを書きなぐってみてください。色々気づくことがあると思います。
そして、僕と似た価値観があったら、時々僕のブログを見に来てください。力になれることがあると思います。
今後は雑記と共に、人生設計の為に学んだことをまとめてシェアしていきます!お暇なときに覗きに来てくださいね^^