- 出来るだけ安くS&P500に投資したい!
- 米国ETFは色々面倒だから、国内の金融商品で投資がしたい!
- 2558 MAXIS S&P500に興味があるけどよくわかんない
投資をするなら商品選びは超重要です。
なぜなら、商品のポテンシャルでどれだけ利益が出るかが決まるから。
そこでこの記事では、みんなに大人気 S&P500に国内商品で投資をするなら「eMAXIS Slim 米国株式」と「2558 MAXIS S&P500」のどちらがいいのかを解説します。
この記事を読めば、あなたがどちらの商品を買うべきなのかすぐに理解できますよ!
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)とは
基本情報のおさらい
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) (以下、Slimと略します)は、誰にでもおススメできる超優秀な投資信託の1つです。

基本情報のおさらいをしましょう
ファンド名 | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) |
設定日 | 2018/7/3 |
対象インデックス | S&P500 |
信託報酬 | 0.0968% |
実質コスト | 0.17668% (※りおが独自に算出) |
純資産総額 | 1597.65億円 (2020/9/30) |
※実質コストは公式情報では「0.24188%」ですが、今年信託報酬の大幅なダウンがあったのでそれを考慮し再計算しています。
特徴は圧倒的なコストの低さ
Slimの特徴は圧倒的なコストの低さです。
S&P500連動ファンドと比較するとその凄さがよくわかりますよ。
ファンド名称 | 信託報酬 | 実質コスト |
---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | 0.0968% | 0.17668% |
iFree S&P500 | 0.225% | 0.295% |
ステート・ストリート 米国株式 | 0.45% | 0.583% |
※SBIバンガードは決算前で実質コストが出ていないのであえて除外。決算が楽しみですね。
今後の信託報酬の値下げにも期待ができる
- 2019/6/14: 0.1728%→0.162% (消費税 8%込み)
- 2019/11/12:0.165%→0.0968% (消費税 10%込み)
Slimは他社が信託報酬を値下げして最安値を更新すると、絶対に信託報酬の値下げを実施しています。



商品コンセプトも「業界最低水準の運用コストを将来に渡って目指し続ける」なんですよ。
ただでさえ安いのに、これからの値下げにも十分期待できる。
長期保有するのにこれほど適した商品もありません。



他の商品に乗り換えなくていいのはラクでいいね~
2558 MAXIS S&P500とは
SlimシリーズのETFバージョン
Slimシリーズがあまりにも有名であまり話題に上がりませんが、ザックリいうとSlimのETFバージョンです。
ETFとは?
投資信託よりもより株に近い形で取引が可能な金融商品。
投資信託との大きな違いは、価格がリアルタイムで変動すること。
一般的に信託報酬は安くなる傾向にある。
銘柄 | 2558 MAXIS 米国株式 (S&P500) |
設定日 | 2020/1/8 |
対象インデックス | S&P500 |
信託報酬 | 0.0858% |
実質コスト | 0.1441% (※りおが独自に算出) |
純資産総額 | 46.91億円 (2020/10/30) |
ETFなので信託報酬・実質コストともに低い水準にあるのですが、Slimが優秀すぎて霞んでいますね。
どちらを選ぶべきかという議論は、投資信託とETFのメリット・デメリットで考えてよさそうです。
決着! Slimと2558どちらを選ぶべきか
今一度Slimと2558を比較します。
ファンド名 | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | 2558 MAXIS 米国株式 (S&P500) |
設定日 | 2018/7/3 | 2020/1/8 |
対象インデックス | S&P500 | S&P500 |
信託報酬 | 0.0968% | 0.0858% |
実質コスト | 0.17668% (※りおが独自に算出) | 0.1441% (※りおが独自に算出) |
純資産総額 | 1597.65億円 (2020/9/30) | 46.91億円 (2020/10/30) |
Slimを選ぶべき人
- 毎月の投資額が1万円以内の人
- 自動積み立てでほったらかし投資がしたい人
- つみたてNISAしかする予定のない人
簡単に言うと、毎月の投資額がそこまで多くない人やめんどくさがり屋の人はSlimを選ぶべきです。
投資信託は自由に金額指定ができる
ETFは投資信託と違って、購入金額が指定できません。
10/30時点で2558の基準価額は9,917円。
景気が良くなれば1万円以上の値段に確実になります。



私は小額でチョコチョコ買いたいから向いてないかも~
投資信託は自動積み立て設定ができる
投資信託は金額を自分で指定して、自動積み立てができるのも強みです。
- ガンガン株価が下がっているときに買うのは怖い
- ガンガン上がって今にも暴落しそうなのに買うのが怖い
そんな人はほったらかし投資できる環境を作った方が、確実に成果がでるはず。



仕事で毎日忙しい人にもおススメ!
SlimはつみたてNISA対象
つみたてNISAの枠内でしか投資をする予定がない人は、もちろんSlim一択です。
2558はETFなので、つみたてNISAの対象外だからです。



非課税枠で長期運用できて、信託報酬も安いSlimって本当にすごいね!
2558を選ぶべき人
- コストを1円でも安くしたい人
- 暴落時に一括投資をしたい人
簡単に言うと、投資中級者なら一考の価値ありです。
ある程度手間が増えてもいいという人は検討してみて下さい。
信託報酬はSlimよりも約0.0325%安い
2558はSlimよりも信託報酬が0.0325%安くなります。
気になるのはこの0.0325%という数字がどのぐらい効いてくるのかですよね?



あなたのために、しっかり計算しました。
計算結果:30年間保有した場合の経費差=52,674円
毎月の投資額も色々変えてみました。
判断の基準にして下さい。
毎月の投資額 | Slimと2558の30年間の経費差 |
---|---|
10,000円 | 17,558円 |
30,000円 | 52,674円 |
50,000円 | 87,790円 |
70,000円 | 122,906円 |
ETFはリアルタイムでの取引が可能
かなり余剰資金があり、どこかのタイミングで一括投資を狙っている人は2558がおススメです。
なぜなら、1~2日のタイムラグがある投資信託と違い、ETFはリアルタイムで取引が可能だから。
世界の経済情報に強く、臨機応変に対応したい人は2558の方が使い勝手がいいでしょう。
まとめ:ずぼらな人はSlim、マメな人は2558
- eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)はS&P500に投資できる投資信託の中で最もおススメできる商品
- 2558 MAXIS 米国株式 (S&P500)はSlimのETFバージョン
- 自動積み立てしてほったらかし投資をしたい人はSlimを選ぶべき
- 1円でもコストを安くしたい人は2558を選ぶべき
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