- 株を始めたけど暴落が怖い
- 暴落が起きたとき、どうすればいいか分からない
- 暴落したときにとるべき行動を知りたい
投資をしている人が大損する一番の理由
それは「暴落時の行動を間違ってしまうから」です。
せっかく汗水流して稼いだお金が、一瞬にして無くなるなんて誰だってイヤですよね。
だからこそ、多くの人が暴落時にはパニックを起こし、普通では考えられない行動をとりがち。
そこでこの記事では、株が暴落したときにとるべき行動を投資スタイル別に解説します。
この記事を読めば、投資初心者でも暴落を乗り越え、しっかりと資産を築けるようになりますよ。
暴落は避けられないし、避けなくていい

景気がいいときだけ投資して、悪くなりそうなときは投資しなければよくない?



残念だけど、そんな簡単な話じゃないんだよね。
株の暴落は稀によく起こっている
暴落は滅多に起こらないことだと思っていませんか?
1週間で-5%以上下落した数 | |
---|---|
2008 | 7 |
2009 | 3 |
2010 | 2 |
2011 | 2 |
2012 | 0 |
2013 | 0 |
2014 | 0 |
2015 | 1 |
2016 | 1 |
2017 | 0 |
2018 | 3 |
2019 | 0 |
2020 | 5 |
実は暴落は短期間であれば毎年のように起こっています。
さすがに今回のコロナショックレベルは10年に1回ぐらいですが、
「暴落は気を付けていればかわせる」
という甘い考えは持たない方がいいです。
最も初心者が結果を出せる投資法は長期投資である事実
投資初心者でもしっかりと結果を残せるのが「長期投資」です。


米国株に投資している場合、1年単位で見るとリターンはバラバラ。
でも20年間という長期で運用すれば、6.4%のリターンが得られることができます。



投資したタイミングがたまたま良かったわけじゃないですよ。
長期投資の効果は様々な研究で実証されており、15年~20年間運用すればマイナスはほとんどないという結果になっています。
例え暴落が起こるとしても、初心者は長期投資の方が結果を残しやすい!
大切なのは暴落時にとるべき行動を知り、ルール化しておくこと
以上2つの点から
- 暴落は甘んじて受ける
- 暴落時にとるべき行動を先に勉強しておき、ルール化しておく
ということが、何よりも大事なことだという結論が導き出されます。



避難訓練と一緒だね!



そうだね。
冷静な時に勉強して、この行動をとるということだけしっかり決めておこう!
それでは次に、投資スタイル毎のとるべき行動について解説します。
暴落時にとるべき投資スタイル毎の行動
長期分散投資をしている人
僕のようなタイプ
つまり複数の投資信託を組み合わせたり、金や債券に投資をしている人がとるべき行動は「リバランス」です。
リバランスとは
資産配分の調整のこと。
株式:債券=5:5で投資をしている人は、暴落時に3:7など配分が崩れることが多い。
この様なとき、債券を売り、株を購入することで再び配分を5:5に戻すことをリバランスという。
リバランス最大のメリットは
- 高くなっているものを売る
- 安くなっているものを買う
という投資の基本を機械的にできることです。



欲張って売ったり買ったりできないことが多いよね。
長期分散投資をしている人は、市場が大きく動いたときこそリターンをアップさせるチャンスです。
投資配分を決めて、しっかりルール化しましょう。
リバランスの詳細は「リバランスの意味と効果 【1年に1回の確認でリターンUP】」で詳しく解説しています。


積立投資をしている人
長期投資をしているけど、「全世界株式」や「米国株式」などのインデックスファンド一本で積立投資をしている人もいますよね。
「つみたてNISA」や「iDeCo」でのみ投資をしている人も含まれます。
あなたたちがとるべき行動は「投資を続けること」です。
株価が下落しているということは、毎月の積立投資でより多くの口数を購入できるということ。
景気が良くなれば、一気にあなたの資産は増えるでしょう。



継続は力なりだね!



つまらない!
と思う人もいるかもしれませんが良くも悪くもそれがインデックス投資の特徴です。
長く続けられる自信が無くなってきたという人は「楽しく長期的にインデックス投資を続ける方法」も読んでみて下さい。


短期投資をしている人
僕は長期投資こそ投資の王道で、短期投資をメインにしてはいけないと考えています。
でも少なからず短期投資をメインにしている人もいると思うので、その方たちに向けての行動指針も示します。
あなたたちがとるべき行動は大きく二つ
- 自分自身のリスク許容度の見直し
- 利益確定と損切ルールの見直し
です。
暴落しているとき、不安に駆られて夜眠れなくなっていませんか?
日中ずっとドキドキする、株価が気になって集中できないという状態になるなら
あなたは自分のリスク許容度を誤解している可能性が大きいです。
あなたはもっと少ない金額を短期投資で運用すべきでした。
この経験を糧にし、自分に合ったリスク許容度を見つけましょう。
また、大きな損失を出してしまったあなたは「利益確定と損切のルール」を見直すべきです。



言葉の意味が分からない人は、今すぐ長期投資に切り替えましょう。危険すぎます。
短期投資で確実に成果が残せる人は限られた人です。一般人には長期投資を強くおススメします。
まとめ:暴落したときも落ち着いて、淡々と明るい未来に投資しよう
- 暴落は避けられないので、対処の仕方を学ぶ方が現実的
- 長期分散投資をしている人は暴落時にはリバランスをしよう
- 積立投資をしている人はそのまま投資を続けよう
- 短期投資をしている人は、短期投資が本当に向いているのか改めて考えよう
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