会社員の方はDCと聞いて何のことかわかりますか?
分からない人は要注意です!
今回はそんな人のためにDC(企業型確定拠出年金)についての情報を共有します。
この記事を読んで欲しい人
- サラリーマンなのにDCってなんだっけというレベルの人
- そういえば最初に設定したけど…と忘れている人
結論:今は自分で退職金を増やす時代。しっかり管理して老後に備えよう!

ある先輩の悲劇

ある日先輩に悲しいお話を聞きました。
(この記事の初稿は2020年3月11日 コロナショック真っただ中です)
なんとDCでアクティブ運用していた為に、元本割れを起こしているとのこと。
その先輩は後5年で退職です。
今の不景気がすぐに回復すればいいのですが、もしこのまま低空飛行を続けたら…
と考えると恐ろしいですよね。
だからDCを採用している企業に勤めている方は、しっかりと理解して将来の為に備える必要があります。
DC(企業型確定拠出年金)とは

DCの概要
DCとは「企業型確定拠出年金」のことで、IDeCoの企業型です。
IDeCoとの違いですが、掛け金を企業が出してくれる所です。
一昔前は退職に合わせて企業が「退職金」や「企業年金」を払っていたのですが、
- 不景気の時は企業側が運用損を全額補填しないといけない。
- 退職給付債務負担が重い
など企業側の負担が大きい仕組みでした。
そこで、社員1人1人に運用してもらうことでこの負担を減らそうとこの仕組みが導入されたのです。
今や退職金は自分で増やす時代になったのです。

DCの3つの税制メリット

掛け金が非課税
給料でもらうと税金がかかりますが、DCの運用費としてもらうと非課税になります。
具体例を挙げると
年間24万円給料としてもらうと税金として39,800円引かれますがDCなら引かれません!
これだけの節税効果があります。
運用益も非課税
投資などで利益を得た場合は、利益の20.315%が税金として取られますがこれも非課税になります。
つまり増えた分は全額自分のものになるのです。
受け取り時には所得控除が受けられる
受け取り時には受け取り方を選ぶことが可能で
- 一時金・・・退職所得として「退職所得控除」
- 年金・・・雑所得として「公的年金等控除」
とそれぞれ控除が受けられます。
まとめ:老後の資金は自分で作る。無関心にならないで!

投資なんて怖い!めんどくさいと思っている人は老後に痛い目を見るかもしれません。
給料は増えず、税金は増える一方です。
しっかりお金の知識を身に着けて、自分の幸せな人生を自分の手で築き上げましょう!
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