皆さんが毎月涙を流しながら保険料を納めて維持している健康保険。
あなたはどれくらい内容を理解していますか?
この記事では健康保険の基礎知識をまとめています。
ここをしっかり理解できていれば、無駄な保険にいくつも入らなくていいことが理解できると思います。
この記事を読んで欲しい人
- たくさんの生命保険に加入している人
- 健康保険がどんな保険か知らない人
結論:日本の健康保険は世界最高レベルの手厚さ!

そもそも健康保険には種類がある

サラリーマンが加入しているのは「社会保険」
実は健康保険には種類があり
- 僕たちサラリーマンが加入する「社会保険」
- それ以外の人々「国民保険」
の大きく2つに分かれます。
これから先の話は主に「社会保険」のことをお話します。
社会保険と国民保険どっちがお得なの!?
やっぱりどっちがお得なのか気になりますよね。
答えは「社会保険」
つまりサラリーマンが加入している保険です。
理由は大きく2つあります
- 社会保険にある保障の一部が、国民保険にはないから
- 会社が保険料の半分を払ってくれているから

2を知らなかった!という人も多いと思います。
実は会社は我々の保険料の半分以上を負担してくれています。
(だから全体的に給料が安いとも解釈できます…笑)
そして、社会保険には
- 会社を病気や出産で休んだ時に出る手当や、保険料の免除
- 出産時には一時金にプラスして出産手当金が支給
- 扶養制度は本人とその家族全員が対象
と国民保険にはない手厚い保証が盛りだくさんです。
これを知ればもう不要な保険に入らない!具体的な保障内容

窓口で負担する費用に関して
僕たちが負担するのは基本「3割」です。あとの7割は保険が支払ってくれます。
流石にこれは皆さんご存じですよね。
では「高額療養費制度」はご存じでしょうか。

※この図はリベラルアーツ大学様よりお借りしてきました。
生活にかかわる様々なことを分かりやすく解説しているのでぜひこちらも覗いてみてください。

実は僕たちは基本的に約8万円以上の医療費を払う必要はありません。
この制度を理解しておかないと、保険屋さんの

将来のリスクに備えて、年齢が若い時に保険に入りましょう!
という言葉に惑わされて余計に保険に入る羽目になります。
後は入院した時の食事は460円以上かかった場合も保険が効きます。
ケガや病気で急に働けなくなったとき
自分の給料の1日分の2/3が支給されます。
気になる支給期間ですが、休業日の4日目から1年6か月とかなり長期間です。
これだけ長ければ、今の医療技術なら大体日常生活に戻れるくらい回復していますよね。
出産した時
まず出産一時金として42万円が支給されます。
そして出産手当金として自分の給料の1日分の2/3が支給されます。
支給期間は出産日前の42日間から出産後の56日間です。
まとめ:今すぐ自分の保険を見直そう!

これだけの手厚い保証なら、しっかりと貯金・資産運用しておけばよほどのことがない限り乗り越えられます。
会社によってはこれにプラスアルファで保証が追加されている場合もあります。
社会保険だけだとなんとなく不安になる気持ちも分かりますが、
なるかわからないものの為に年10万円以上費やして、それが何十年も続くなんておかしくないですか?
それでも不安なんだって方はもう止めませんが、
基本的には社会保険に入っている限り民間の生命保険に入る必要はないと思います。
そもそも病気にならないように食事に気を使ったり、運動したりすることの方が先ではないでしょうか?
これを機に保険を見直す方が出てきてくれたら嬉しいです。
浮いたお金は、貯金するもよし、自己投資するもよし、周りへの感謝のプレゼントにつかうもよしです。
そっちの使い方の方が素敵だと思いませんか?
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