つみたてNISA金融機関ランキングを見ると(※2020年3月 閲覧数集計)
1位 楽天証券、2位 ゆうちょ銀行、3位 SBI証券となっていて驚きました。
閲覧数なので実際の口座数ではないですが、
ゆうちょ銀行でつみたてNISAを始めることに関心がある人が多いことは確かです。
そこでこの記事ではゆうちょでつみたてNISAを始めることについて、
評判やメリット、デメリットをまとめた上で僕の見解を提示します。
ゆうちょでつみたてNISAを始めようと検討している方はご覧ください。
そもそも「つみたてNISA」が何かわからない方はこちらの記事をご覧ください。

この記事を読んで欲しい人
- ゆうちょでつみたてNISAを始めようと検討している人
- ネット証券で投資をするのが怖い人
結論:ゆうちょでつみたてNISAを始めるのがアリなのは投資初心者かつネット初心者のみ

ゆうちょ銀行について
ゆうちょは約2万4,000という圧倒的な窓口数

ゆうちょは全国約24,000の窓口を持っており、規模は他の金融機関と比べると圧倒的です。
メガバンク最大手の三菱UFJ銀行でも国内754店舗(2018年3月末時点)であり、
今後はコストカットのために店舗縮小を進めていく予定なので、
住んでいる場所を選ばず対面で相談ができる
というのはゆうちょにしかない強みだと言えます。
ゆうちょは全国に約29,800のATMを設置
窓口だけではなく、ATM数も圧倒的です。
ゆうちょのキャッシュカード・通帳でゆうちょATMを利用する場合は、
曜日・時間帯にかかわらず利用手数料がかからないので重宝している人も多いと思います。

僕も利便性の高さから、給与口座はゆうちょにしています。
ゆうちょでのつみたてNISAの評判は?

ゆうちょでつみたてNISAをやっている人の声
Twitterの声をまとめると
ゆうちょは身近な金融機関なので、
心理的なハードルがなくつみたてNISAを始められるという良い評判と
投資信託のラインナップがネット証券には劣るので注意が必要という悪い評判が見えてきました。
ゆうちょでつみたてNISAを始めるメリット/デメリット

ゆうちょでつみたてNISAを始めるメリット
- 窓口で口座開設が可能
- 全国どこにでも店舗が存在するため、引っ越しなどで住環境が変わっても問題がない
- 慣れ親しみのある金融機関で心理的ハードルが低く、倒産のリスクが低い
つみたてNISAを始めるときにどうしても気になるのが、ネット証券会社に対する信頼性です。
ネット証券会社への漠然とした不安が、投資スタートに対するハードルになっているのなら
ゆうちょ銀行でつみたてNISAを始めるという選択肢はありです。
ゆうちょでつみたてNISAを始めるデメリット
- 投資信託の取扱数が少ない(2020/5/9時点で12種のみ)
- ネット証券会社のようなポイント還元制度がない
- 相談可能だが、相手は証券会社のような投資のプロではない
僕がおススメしている楽天証券と比較すると
つみたてNISA対応の投資信託数は
ゆうちょが12種に対して楽天証券は151種とその差は歴然です。
また、ゆうちょには楽天証券のようなポイント還元制度がありません。
楽天証券は楽天カードでつみたてNISAを行える唯一の金融機関です。
これにより投資額の1%をポイントとして受け取れるので、つみたてNISAの上限の40万円を
毎年行うだけで、4000ポイントももらえてしまいます。
楽天証券を選ぶメリットに関してはこちらの記事でも解説しています。

ゆうちょでつみたてNISAをはじめるなら何を買えばいいの?

ここまでの解説を見て、それでもゆうちょでつみたてNISAを始めてみようと思った方に
僕がもし12種のラインナップから選ぶならどれを選ぶかについて解説します。

投資信託を選ぶ時のポイント
- なるべく信託報酬が低いものを選ぶ(インデックスファンド)
- これまで右肩上がりで成長してきたインデックスとの連動を目指しているものを選ぶ
つみたて先進国株式
つみたて先進国株式の信託報酬は0.22%と良心的です。
世界45か国の2020年3月の時価総額は
全世界 39.9兆ドルに対して先進国は35.7兆ドルなので世界の約90%に投資することになります。


MY INDEX 世界各国のPER・PBR・時価総額より抜粋
(※この投資信託は日本以外の先進国への投資を行っているので、厳密には少しバランスが変わります)

また、過去3年間のチャートをみると基本的に右肩上がりを続けているので
長期で見れば安定して資産を増やしてくれる可能性がある投資信託であることも確認できます。
広く分散されているので、この1本でつみたてNISAは十分です。
まとめ:ゆうちょでつみたてNISAはネット証券会社が怖い人におすすめ。

ネット証券会社が信用できないからと言ってつみたてNISAをしないのは
非常にもったいないことです。
まずはゆうちょでつみたてNISAを始めてみて、
ゆっくり投資の経験を積みながら投資の勉強をすることをおススメします。
NISA口座は1年ごとに変更できるので、後でネット証券会社に変更したくなっても大丈夫です。

まずは小さく始めて、投資家デビューを果たしましょう!
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