毎月分配型投資信託の問題点 【絶対に買っちゃダメ】

2020/7/31 日本郵政グループは不適切販売の疑いがあるとして自ら事案を発表しました。

内容は2015年度~19年度にかけゆうちょ銀行の投資信託と、かんぽ生命保険の保険商品を

虚偽の説明で顧客に購入させたというものでした。

この詐欺とも言うべき行為に使われたのが「毎月分配型投資信託」です。

この記事では毎月分配型投資信託の仕組みを説明するとともに

金融商品としての問題点をあぶり出します。分配型商品の説明をできない人は

今後詐欺にあわない為にも一度読んで勉強しましょう!

この記事を読んで欲しい人

  • 毎月分配型投資信託の仕組みを知らない人
  • 毎月分配型投資信託の購入を検討している人、購入している人
目次

結論:絶対に毎月分配型投資信託は買わないで下さい

日本郵政の不正販売について

不正販売の手口に関して

あまりにも酷くて速攻Twitterでつぶやきました。

つまり「分配型投資信託」は持っているだけで毎月定額でお金が貰える商品だと説明し、

いったん今契約している保険を解約させて返戻金を元手に投信を購入させ、

その分配金で保険金がまかなえると別の保険に入らせたのです。

りお
りお

結果、分配金が減ったことでこの契約者は保険料が払えなくなっています。

これは立派な詐欺行為です。

なぜこのようなことが起きているのか

りお
りお

現場の過酷な販売ノルマがあったのでしょうね。

このブログでもなんども取り上げていますが、

店舗向けの金融商品は基本的に手数料が高く設定されており

例え中身が大したことがなくても、

販売した時点で販売者側に大きな利益が入るような仕組みになっています。

手数料が高い商品ってどんなものかと思った方は

を読んでみて下さい。

毎月分配型投資信託もこの手数料が高く、販売者側にとって美味しい商品です。

日本郵政グループに勤務する方々は、日々の過酷なノルマを何とか達成するため、いけないことだとわかりつつ虚偽の商品説明をしながら手数料の高い投資信託と保険を売り続けたのだと僕は推察しました。

毎月分配型投資信託とは

りお
りお

では次に毎月分配型投資信託について知りましょう。

特性を理解することで、似たような詐欺商品を買わなくて済むようになります。

毎月分配型投資信託の特徴

  • 1ヶ月ごとに決算を行い、収益などの一部を分配金として毎月分配する
  • 毎月の分配や分配金額が保障されているわけではない
ゴンさん
ゴンさん

この「毎月の分配や分配金額が保障されていない」ってどういうこと?

りお
りお

投資信託そのものの運用が厳しくなったら分配金を減らしたり、止める可能性があるってことだよ。

ゴンさん
ゴンさん

それじゃあ毎月分配型投資信託を買った意味がないよ~

りお
りお

そう。だから景気の波があって当然のこの世の中で、毎月安定した分配金を得られる商品なんて幻想でしかないんだ。

気をつけようね。

分配金が支払われる仕組み

りお
りお

ゴンさんはアンパンマンってわかるよね?

ゴンさん
ゴンさん

もちろん!おなかがすいている子がいたら、自分の顔をちぎって分けてくれる優しいヒーローだよね。

りお
りお

分配型投資信託も同じことをしているんだよ。

投資信託の分配金は預貯金の利息とは違って、投資信託の純資産から支払われます

つまり分配金を支払うとその金額分、投資信託の基準額は下がることになります。

ゴンさん
ゴンさん

アンパンマンと同じで、人にあげればあげるほど弱くなっちゃうんだね。

りお
りお

アンパンマンはバタコさんたちが顔を入れ替えてくれるけど、投資信託は変わらないから基本的に弱っていく一方なんだよ…

もちろん、常に右肩上がりで成長し続ければ基準額も下がらずに

分配金を出し続けることができます。

しかし、そんなことができるのであれば

誰もが配当金生活を送れている世の中になっているはず。

現実を考えれば、この商品がどれだけ危ういかが理解できます。

分配金についての詳細

投資信託の分配金は2種類あります。

分配金の種類

普通分配金:投資元本を上回る部分からの分配金。利益として課税対象になる。

元本払戻金:投資元本を下回る部分からの分配金。投資した元本のただの払い戻し。元本払戻金の額だけ個別元本は減少する。

普通分配金・元本払戻金(特別分配金)のイメージ図

JSDA(日本証券協会)より図を借用

ゴンさん
ゴンさん

え⁉

元本払戻金ってただ投資した額が戻ってきているだけなの?

りお
りお

そうだよ。

そして怖いのはこの事実は購入した人の36.4%しか理解できていないことなんだ

ゴンさん
ゴンさん

全然説明できていないんだね~。私は絶対に買わないようにしよう!

毎月分配型投資信託の不都合な真実

毎月分配型投資信託の特徴から考えられる不都合な真実

  • 毎月分配するため、基準額が上がりにくい。つまり売却して利益を上げにくい商品。
  • 元本払戻金の割合が多くなれば、当然元本が減るため、分配金も減る。負の無限スパイラルが発生する。
  • 普通分配金には税金がかかるため、再投資に回すと効率が悪い。
  • 基本アクティブ運用になるため、手数料や信託報酬が高い。
りお
りお

こんな商品を紹介してくる時点で、お客様のことなんて何も考えていないことが分かります。

もし金融窓口で紹介されたときには、ダッシュで逃げましょう!笑

まとめ:毎月分配型投資信託はほぼ詐欺商品

りお
りお

以上、毎月分配型投資信託についてでした。

この記事のまとめ

  • 毎月分配型投資信託は1か月ごとに分配金が貰える商品
  • 毎月分配型投資信託は成績が低迷すると、元本から分配金を出すので基準額が下がるし、分配金も減っていく
  • 毎月分配型投資信託は手数料が高い
  • 毎月分配型投資信託は売る側に利益が大きい商品なので、店舗型の金融機関はおススメとして提示してくる

このような商品に引っ掛からないようにするための方法はただ一つ

「自分で仕組みが理解できないものは買わないこと」を徹底することです。

美味しい話が一般人の耳に簡単に届くことはほとんどありません。

その商品はどんなものか、いったいどんな特性をもっているのか

しっかり理解した上で、購入するようにしましょう。

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