2020年7月28日
SBI証券は三井住友カードとの連携により新たなサービスを
随時スタートさせていくことを発表しました。
中でも注目したいのが三井住友カードによる投資信託の積立サービス。
楽天カードのようにクレジットカードを通して積み立てていくだけで
ポイントが貰えるようです。
まだ全てのサービスを公開したわけではないでしょうが、
このブログではいち早くサービス内容を共有します。
僕と一緒に本当にお得なサービスなのかを検証していきましょう。
この記事を読んで欲しい人
- SBI証券ユーザー
- お得なネット証券を探している人
結論:現SBI証券ユーザーは無理して対応する必要なし

SBI証券と三井住友カードの連携内容について

おお、SBIグループとSMBCグループが手を組んで新しいサービスの提供を始めるのか!
これは楽しみ!

そ~なの~?
どんな感じになるのかな~?

今の時点で全部は発表されていないけど、わかっている部分だけ教えるね!
なぜSBIグループとSMBCグループは手を取るのか?

もちろん、お互いにメリットがあったからです。
SBI側のメリット
- 三井住友側の顧客(特に若年層及び投資初心者)を取り込む
- 三井住友カードとの連携でサービスの拡充を行う
SMBC側のメリット
資産運用サービスを拡大し、顧客の多様化するニーズに的確に対応する
さらに顧客数を伸ばしていきたいSBI側の目論見と、
ネットやスマホで手軽に資産運用できるサービスを顧客に提供したいSMBC側の目論見が合致したようです。

これまでネット証券って怖いって思っていた人も、SMBCさんがおススメするなら…って気になるかもね!
現時点で分かっているSBI証券の新サービス
SBI証券の新サービス
- SBI証券の投信積立サービスを三井住友カードで決済が可能になる
- 三井住友カードで決済した場合、決済額の0.5%分がVポイントとして付与される
- 三井住友カードアプリ上でSBI証券口座情報を確認できる

さらにSBI証券口座を三井住友カード経由で新規開設した人は追加のサービスがあります。
カード経由でSBI証券口座を作った人への追加新サービス
- Vポイント1ポイントを1円分として、SBI証券の投資信託の買付ができる
- 投資信託保有残高に応じてVポイントを付与

少し残念だけど、私たちはTポイントを貰えるからまあいいか~
三井住友カードについて

わ~い
普通に投資してポイント貰えるなら三井住友カード作ろ~っと

ちょっと待って!
三井住友カードって年会費かかるみたいだよ!

え!?
タダじゃないの~?
三井住友カードは年会費がかかる点に注意
ポイント目当てに何も考えずに三井住友カードを作ると、年会費がかかるので注意してください。
投資額によってはほとんど意味がないことになります。
三井住友カードの年会費
一般カードは初年度無料、2年目以降は条件によって無料~1,375円
条件に関して
- WEB明細利用:825円
- リボ払い「マイ・ペイすリボ」利用:無料
- クレジットカードの利用金額が100万円以上~300万円以下:687円(半額)
- クレジットカードの利用金額が300万円以上:無料
ちなみにWEB明細かつクレジットカードの利用額が100万円以上~300万円以下であれば137円になるそうです。

え!リボ払いって私でも知っているNGワードだよ!

そうだね。リボ払いは金利が高いから使わない方がいいね。
調べてみたけどなんと実質年率15.0%らしいよ
コツコツインデックス投資しているこちらとしては頭にくる数字だね
どれくらい投資すれば年会費が帳消しになるのか?
毎年300万円以上クレジットカードで買い物をする人は少ないでしょう。
ということは普通のユーザーは必然的に
WEB明細利用後の825円
もしくはWEB明細利用後かつ100万円使用後の137円を背負う必要があります。

僕は無駄なお金は一切使いたくないです。
なのでここは徹底して追求します。
年会費が帳消しになるパターン
- 年間投資信託に120万円投資をする→年会費は137円になりVポイントが0.5% 6,000ポイントゲット 差し引き5,863円のプラス
- 年間投資信託に60万円投資をする→年会費は825円、Vポイントは3,000ポイントゲット 差し引き 2,175円のプラス
- 年間投資信託に16万円5000円投資をする→年会費は825円、Vポイントは825円 差し引き0

ただし、楽天カードのように決済上限が付く可能性があります。
そこは注意しておきましょう。

こうして計算してみると、つみたてNISAの40万円くらいじゃ全然ポイント貰えないんだね

そうだね。ポイントが欲しいならやっぱりポイント付与率が高い楽天カードが使える楽天証券の方がいいね。
参考:現時点でのお得度の確認

投資額に対するポイントバック-年会費を計算してみました。
参考にどうぞ


まとめ:現時点でのSBI証券ユーザーは無理して三井住友クレジットカードを作る必要はなし

以上、SBI証券と三井住友カードの連携内容でした!
この記事のまとめ
- SBI証券と三井住友カードが連携する
- SBI証券での投資信託の購入に三井住友カードが使えるようになる
- 三井住友カードは決済額の0.5%分のVポイントが貰える
- ただし年会費がかかるので、つみたてNISAの40万円分程度だと年間1,175円しかお得にならない
「つみたてNISAの40万程度だと年間1,175円貰える」は、個人によって感じ方が異なると思います。
お得だと思う人は、クレジットカードの作成を検討ください。
ただし、リボ払いにはくれぐれもご注意くださいね!
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