こんにちは!りおです。
僕は2020年3月に新入社員時代に何も考えずに入ってしまった積み立て型の保険を解約しました。
今回は僕がどうして解約という判断に至ったのかを説明し、
積立保険がいかに必要のないものかを理解してもらいたいと思います。
この記事を読んで欲しい人
- 保険を解約するべきか迷っている人
- 保険に対する考え方がわからない人
結論:保険は保険。投資は投資。シンプルに考えよう。
僕が入っていた保険の場合
保険の概要
僕が入っていたのは
明治安田生命の「虹色きっぷ」です。
虹色きっぷの概要
- 毎月1万円を保険料として支払う
- 保険の支払い期間は24年間
- 60歳になったら個人年金として積立額+αを受け取ることができる
- 途中で死亡した場合は払った保険料を死亡給付金として受け取ることができる
僕の契約条件だと最終的には払込保険料 288万円に対し
一番受取額が多い方法である10年確定年金(一度に受け取るのではなく、10年間に分けて受け取る方法)
で受け取ると 362万円になるので元本から125.7%も増えているのでお得!というものです。

今調べてみると、2020年の虹色きっぷは
103%と大幅に改悪されていました。
検討する価値すらないので、例としてご覧ください。
本当にお得?今の知識で検証してみた
死亡保険として考えたとき
まず死亡保険としての側面を考えてみましょう。
だって生命保険なんですからね!笑
ひとまず手ごろそうなネット保険ということで
ライフネット生命を調べてみました。
すると、10年の掛け捨て保険で30歳からでも659円!
40歳からでも1,087円!
比べるまでもなくコスパという観点ではネット保険の勝ちです。

※ライフネット生命HPより抜粋
投資商品として考えたとき
ということは投資商品として考えた方がよさそうです。
しかし、結論から言ってしまうとこちらもダメダメです。
商品説明には全く触れられていませんが、「複利」の話がすっぽり抜けています。
本当は10年据え置き期間も考えないといけませんが、とりあえず24年間運用した時のことを考えてみましょう。
下記の計算ツールでこの保険のリターンを考えてみました。

結果としてはリターンは1.9%
全然高くない上に、この後10年間拘束を受けてしまいます。
投資の機会を失っていることになるので、実質のリターンはもっと少なくなりますよね。
一般的に投資信託でインデックス投資をした場合、長期運用できればリターンは5%ほどを期待できるとされています。
つまり、この商品を買うとリターンの3%の手数料を保険会社に払い続けてしまうことになります。
※ちなみに月々5000円でリターン5%を34年間運用すると、
元本200万円で534万円!10年間拘束されるというのがいかに損かがわかりますね。
まとめ:積み立て保険はしないで自分で資産運用をしよう!
保険はシンプルに考えるのが一番です。
複雑な保険は一見手厚く見えますが、その分割高になり僕たちのメリットは減っています。
死亡保険に入りたいのなら、ネット保険で最低限のものを選びましょう。
基本の保険は国民健康保険で十分です。
それ以上の保険には入らず、急な医療費に備えて貯金をしましょう。
積み立て保険は投資商品としてはお勧めできません。
NISA等の制度をうまく利用して小額から投資の勉強をしながら自分で増やしていきましょう!
自分で考えて判断することが、自由な生活への第一歩になります^^
※投資に興味を持たれた方は下の記事も読んでみて下さい。

今の時代、AIにお願いして資産運用するという方法もあります。
